Symphonic Poem from 幻想水滸伝
幻水オケコンについて、イベントレポというほど大したものではないけども、感想書く練習も兼ねて。
まずは、情報提供してくれたツイッタという文明の利器に感謝を。
思わぬところから情報が流れてくるというのは、時に煩わしいものではあるけれど、あまり積極的に世間と関わろうとしていない人間にとっては、大切な情報源である。
チケットの先行販売が終了したと知り、しかしダメ元でとサイトを確認してみれば、なんのことはない、良席はまだまだ空いている。
休みは取れる。休みが取れるなら、時間はどうとでもできる。残るは金銭的問題だが、諦めるという選択肢はハナからない。宿泊は諦め、斯くして、日帰り弾丸ツアー決行と相成った。
珍しく道に迷うことも電車を間違えることもなく(空港内で若干ウロウロしたが、想定の範囲内である)、無事にホールに辿り着く。開演前までロビーをパンフを眺め、時間になって着席して、少々気分が下がった。
最前列の一番端、である。若干危惧していたことなのだが、舞台よりも席は下。これは、あー、ちょっと、SS席としてはハズレである。
私は演奏者(特にドラム系のパーカッション)が見たい派なので、舞台は俯瞰で見れる方が好きなのである。後ろの方がヨカッタな、というのは、贅沢な文句であることは承知の上だが、敢えてここで言わせて頂こう。もちろん、最前列なので視界を遮るものはないし、音の迫力だってきっと段違いだ。
(もっとも、音は上に向かって響くので、そういう意味でも舞台より下の席というのは決して大当たりではない。ゴメン)
開演2分で泣く。いやいや、号泣はしていないが。知ってる曲がフルオケで演奏されているのを、生で聴いているという感動。一言断っておくが、この時点でまだスクリーンは舞台を映していたので、ゲームを思い出して泣いたわけではない。たぶん。
このまま舞台を映してくれるのなら、この席でも楽しめるかなー、などと思っていたが、無論そんなワケはない。2曲目からはゲームの映像が流れ出した。これがまた、これでもかと全力で泣かせにくる編集。わかったわかった。もう、あれだ。オケコンというより、幻水の歴史を豪華BGMで一気見してる感じ。
パンフに「プログラムに記載のない曲も~」と書かれていたが、確かにタイトルはないのに流れる曲はいくつもあって、ⅢOPがコーラス付きで演奏された時には鳥肌もんよ。んぎゃー!
個人的には普段戦闘BGM集を習慣的に聴いているので、Battle Remixは聴き応え抜群。ドラム超かっこいい。そんで『Gothic Neclord』、これがフルオケで聴けるだけでチケ代の元は取れると思ってたけど、まさかのロックテイスト! ベース超かっこいい!!
アンコールで別アレンジが流れるのもズルいでしょ。やっぱ一番盛り上がる曲なんだなぁ。
真の紋章とⅡの組曲は、映像がもうツラい。いやいい意味でね。
『光のない戦場』好きなんだけど、フルオケの迫力たまらん。あといつも(?)言ってるけど短調の弦楽器が超好きなので、あー、どの曲かわからんけどいっぱいぐっときた(語彙;)
んー、難しいのかもしれないけど、やっぱ舞台も映像も何回でも見たい。特に演奏の方。CDもしくはBD、出ませんかね。
あとこれは余談、というか完全に個人的なアレなんだけども。
当日朝、珍しく寝違えた。なんでよりにもよってこの日なんだか。
そんな首で飛行機乗って、4時間もスクリーン見上げて、無事ですむ筈ないよね。
翌日、ちょっと気分悪くして一日寝てました。余韻に浸るための有休ではなかったのか…
で、一日空けて、原曲聴きながらこれ書いてます。あぁもう大好きさ。
HDリマスター版、心待ちにしてる。
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