ひざツウ?
昨日だったかいつかのテレビ番組で、「ひざ痛」とテロップ出して「ひざつう」と読んでたんですが…?? ひざ「つう」???
頭痛は「ズツウ・あたまいた」、腹痛は「フクツウ・はらいた」、腰痛は「ヨウツウ・こしいた」だと思うので、ひざの場合は「膝痛」と書いて「シッツウ・ひざいた」と読むのが正しいのでは?
昨今やたら増えてきた、かな混じり熟語(?)ですね。
ひざの痛みの特集してるんだから「膝痛」とテロップだして「シッツウ」と読んだってわかると思うんですが。それによって、「あの字はひざのことか、シツとも読むんだな」って学習に繋がるじゃないですか。
常用外漢字をかな書きするのは、個人的には小さな親切大きなお世話、です。
「読めない人のために」っていう上から目線が、結局読めない人をどんどん増やしてるんじゃないですかね。
漢字はかなと違って「前後の文脈(今回の場合は画面内のやりとりなど)や偏・旁(つくり)から推測して読むことができる」という特性があるんですから。かな書きすることによって考える力を養う機会を奪ってませんかね?
まぁ、娯楽としてのテレビにやいやい言うのも違うのかもしれませんが。
「テロップが読めなくて内容がわからなかった」なんてクレームくる方が面倒くさいでしょうからねぇ。
あとはあれか、字幕対応番組とかだと、文字からの情報がすべてなので、読みにくい漢字をそのまま出す訳にもいかないのか。
正しい表記で正しい読みを、すべての人に提供し、また理解を求めるのは難しい…
0コメント