時間経過の表現

 今まで、それがなくても微妙に困らないような話ばっかりだったなぁと思って、ちょっと考察。


「季節が巡って―」とか、「季節がふたつ過ぎた頃―」とかいう言い回しって、四季のある日本だから通じる表現なのかなー、という話です。

 太陽歴を採用しているとは限らない世界観の物語で「2ヶ月が過ぎて―」とか個人的に違和感あるんですよね。

 かといって「季節が―」の表現も、その季節の長さがどれくらいなのか、その土地によって違うだろうし…ってなると、せいぜい使えるのは「〇日過ぎて―」くらいしかないのか…?

 長編書く時は一応時系列(何ページから何ページの間にどれくらいの時間が経過したか)を書き留めるようにしてあるんだけど(でないと最終的に何年経過したかわからなくなる)、それをそのまま作中で表現すると変に現実に引き戻されるというか、「物語」感がなくなるというか…うまい表現が見当たらないなぁこれ。

 月の満ち欠けも同じ理由でいつも使えるとは限らないんですよね。満月から次の満月まで約30日っていうのは地球上での話だし。異世界ものとか、同じ周期とは限らないしねぇ。

 勿論、あらゆる物語ってのは地球上の言語・現象に翻訳し直したものと捉えて構わないんだろうけど、やっぱり気になるんだよなー。


 で、表現に困って手が止まってます。時間の経過の表現って、どんなのがあるんだろう。

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