【試し読み】銀の河を漂い彷徨う3(第五章全文)

5.こんなもの使って書いてます


 製本時に用意するものは、エッセイもどき第一弾で紹介した。

 今回はそこに至るまで、を書き挙げてみたい。

 いつぞやにもこっそり呟いたが、高度な編集ソフトを使いこなすスキルは持ち合わせていないので、ほぼWindows初期装備で騙し騙し格闘している。


・執筆

 昔はノートにシャーペン書きだったのだが、現在はほぼ100%ポメラ(®KING JIM)。

 ご存じない方は、メモ機能だけのキーボード端末だと思って頂ければいい。ネット回線は不要なので、アップデートだの応答なし→修復だの、PCに起こりがちな面倒なトラブルは皆無である。それだけで重宝している。

 あくまで下書きとして、日々思いつくまま書き殴り、ちまちまと編集し、全体の9割方書き上げた辺りでPCへ移行(USB接続してコピペを繰り返す)して清書となる。

 学生の頃に初めて存在を知り、在学中に使い倒し、現在は二代目である。


・表紙・お品書き

 画像などはいくつかのフリーサイトを転々として探し回るが、編集はほぼPowerPoint。

 プレゼンの経験などはないので、スライド機能はまる無視であるが(それもどうよ)、画像の大きさや配置の微調整は、Wordやペイントよりやり易い。

 最近では色だけの変更も容易にできることがわかり、このエッセイもどきシリーズに早速応用している。手抜きじゃないよ!


・組版

 コピー本を作りだした頃には、

①一度全文を(校正も兼ねて)PDF化&出力

②総ページ数を確認し、ボツ紙で仮本を作る

③PDF編集ソフトで、両面印刷した時に仮本通りになるようページの順序を入れ替える

 という、しち面倒なことをやっていた。それしか方法を知らなかったというのもあるが、よくもまぁ、1枚ものの無配も50ページ近い中編も同じように作れてたよね。

 毎度、頭も首も捻りながらレイアウトしていたのだが、ある時Canonのサイト(*)で『Booklet Print』なるものが紹介されており、試しに使ってみればこれがまぁ、なんと便利なことか。

 総ページが何枚になろうと、原稿を読み込ませると自動で両面印刷で冊子になるよう組み替えてくれるのだ。勿論右開き・左開きの選択も可能。

 総ページ数によっては自動で空白ページが入り、それが少々クセというか、「そうじゃないー!」となることは稀にあるが、編集作業が大幅に時短されたのは間違いない。便利なものは使えってことだ。


・印刷

 Canon製家庭用プリンタ。家庭用の使用頻度は明らかに超えている。

 PCから無線で印刷命令を飛ばすのだが、側にいると機嫌良く印刷してくれるくせに、ちょっと席を外す(隣室に行くなどする)と、高確率で通信エラーを起こして停止するので、実は自我があるんじゃないかと密かに疑っている。


 お疲れ様でした。Let's製本!

(これがまた楽しくもあり、辛くもあり……)


*…『おうちで作る同人誌 Canon』

https://cweb.canon.jp/pixus/special/room/doujin/index.html

同人誌作成のヒントがいろいろ。

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